- 2020.08.03
ビズリーチのヘッドハンターランクとは?選ぶ時の注意点も解説
「ビズリーチでヘッドハンターにランクがあるけど、ランクが高ければ高いほどいいの?」「どういうヘッドハンターを選んだらいいんだろう」と思っていませんか。
ヘッドハンターの選び方によっては、自身の転職先の選び方が大きく変わり、転職成功率も左右されます。
この記事では、現役コンサルタントである私が、ヘッドハンターのランク、選び方のコツについて以下の流れでお伝えいたします。
全て読めば、ヘッドハンターのランクとは何か、どういうヘッドハンターを選んだらいいか分かるでしょう。
1.ビズリーチのヘッドハンターランクとは
ビズリーチでは、各ヘッドハンターの評価を可視化するために、以下の項目をもとにランク付けを行っています。
- 直近6か月の採用決定人数
- 採用された会員の決定年収
- 送信したプラチナスカウトの返信率
上記の3つをもとに5点満点で評価を行い、Sから新規加入までのランクごとに分かれています。
- Sランク・・・4.0~5.0
- Aランク・・・3.5~4.0
- Bランク・・・3.0~3.5
- Cランク・・・2.5~3.0
- Dランク・・・2.5未満
- 新規加入・・・スコアなし
ヘッドハンターの評価や得意領域は、以下の図のように表示されます。
ここまでのまとめ
以上のことから、点数が高いほどヘッドハンターが優秀である可能性は高いです。
転職者が転職した後の満足度は関係ないので、ヘッドハンターによっては営業感が強まってしまう可能性が高いです。
そのためあなたが納得のいく転職をするためにも、自称で紹介するコツをしっかり押さえてヘッドハンターを探すようにしましょう。
2.自分に合った優秀なヘッドハンターを選ぶための注意点3選
自分の転職を成功に導くためには、自分に合ったヘッドハンターに担当してもらうことは必須です。
そのため以下のことを意識して、ヘッドハンターを選ぶようにしましょう。
- ヘッドハンターのスコアをチェックする
- 希望する業界・職種に強いかどうか確認する
- 自分のプロフィールを充実させておく
順に説明していきます。
2-1. ヘッドハンターのスコアをチェックする
まずはヘッドハンターが、どれくらいのスコアを保有しているのか確認しておきましょう。
以下の項目に沿って点数が明確に提示されているので、点数が高いほど信頼性は高くなります。
- 直近6か月の採用決定人数
- 採用された会員の決定年収
- 送信したプラチナスカウトの返信率
そのため、「2-2. 希望する業界・職種に強いか確認する」の項目と加えて、できるだけ点数が高いヘッドハンターを選ぶようにしましょう。
2-2. 希望する業界・職種に強いか確認する
担当のヘッドハンターが自分が希望する業界・職種か確認するようにしましょう。
以下の赤い枠内で確認できます。
加えて彼らが強い業界・職種だけでなく、保持している求人までも見ることができますので、合わせて確認することをおすすめします。
2-3. プロフィールの任意項目を充実させておく
任意項目もしっかりと記載しておくようにしてください。
なぜならヘッドハンターは気になった人にスカウトも出すので、しっかり記入している人の方が見られやすいうえに、スカウトもかかりやすいです。
その際、特にしっかり記入して欲しいところは以下の4つです。
それでは順に説明していきます。
No.1|職務要約
まずは職務要約です。
ビズリーチ公式ページの引用になりますが、下記5点を意識して書きましょう。
- コアスキルに書いたキーワードはすべて含める
- 主観的な内容や表現は排除し、客観的な視点で事実を伝える
- 経験に対する成果は具体的な数字やファクトで表現する
- 職務経歴をまとめるのではなく、キャリアストーリーとしてまとめる
- コアスキルを証明できるように構成する
例:
大手総合商社のビズリーチ商事で審査部門からキャリアをスタートし、最初の7年間は事業投資及び事業戦略の立案、次の4年間は投資先事業の組織作り・事業立ち上げを行って参りました。
のべ700件の事業投資審査と75件(計2200億円)の投資判断を行った実績を持ち、豊富な事業構造分析の経験から、事業戦略の策定・実行を最も得意としております。
事業運営の成功事例としては、米国ケーブルテレビ会社との合弁子会社、ビズリーチ・ケーブルテレビ社にプロジェクト責任者として出向した際、戦略立案からオペレーションまで担当。 2年間で売上100億円達成、国内トップシェア(70%)の獲得を実現し、対象者5万人中3人の社長表彰を受けました。
私費留学にてMBA(ルクサ大学大学院)取得後、現在はポストIPOベンチャーのビズリーチ・コマース社にて、事業管理部にて経営企画、事業戦略、M&A 案件を担当しております。英語はビジネスレベルで使用可能です。
引用:ビズリーチ公式ページ 「職務経歴アドバイス」より
No.2|コアスキル
次にコアスキルを記入します。
今いる業界に紐づくような知識やスキルの優位性を書くと、受けが良いです。
特記事項は、キャリアに空白がある場合や、出版経歴などがあれば書きましょう。
もし特に書く事がない場合は、メッセージボックスとして転職全般に関する希望を書きましょう。
例えば、『年収は低くても良いので、事業立ち上げの経験を求めます』などです。
あるいは、「良い案件があればすぐにでもキャリアアップをしたいと考えております」と入力すれば、ヘッドハンターも気合をいれて案件を紹介してくれるのでおすすめです。
No.3|希望年収
次に希望年収ですが、あまり高く設定しすぎるとスカウトが減ってしまうので、気をつけましょう。
ただし、「本当に良い案件があった時だけたまにスカウトが来れば良い」と考えている方は、あえてハードルを上げてしまうのも手です。
No.4|希望業種・職種・勤務地
次に、希望職種・業種・勤務地を入力していきますが、こちらは注意が必要です。
基本的にハイキャリア向け案件は、今までの経験を活かすことが前提で、未経験者については取り扱いはされないケースが多いため、最初の方に書いた経験職種や業種となるべくリンクさせましょう。
さっき何を入力したっけ…という方も、一通り入力が終わった後に修正できますので、安心して次に進みましょう。
まずは希望業種から書きます。
次に、希望職種です。
最後に勤務地です。
より魅力的な人材だと判断されるためにも、細かいところまでしっかりと記載しておくようにしておきましょう。
3.良いヘッドハンターが見つからない方におすすめの転職エージェント3選
良いヘッドハンターと巡り会えなかった方のためにも、おすすめの転職エージェントを3つご紹介いたします。
- パソナキャリア|サポート充実・満足度No.1
https://www.pasonacareer.jp/ - JACリクルートメント|ハイクラス転職実績No.1
https://jac-recruitment.jp/ - キャリアカーバー|ビズリーチのリクルート版
https://careercarver.jp
順にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
パソナキャリア|サポート充実・満足度No.1
『パソナキャリア』は、大手の中でも特にキャリアコンサルタントが親身だと評判の良いエージェントです。
年収帯を問わず、充実したサポートを行っており、当サイトが実施したアンケートでも利用者満足度No.1の結果でした。
また、首都圏(東京、名古屋、大阪)を中心に求人数も豊富で、年収600万円以上のハイクラスを目指す全ての方におすすめできます。
パソナキャリア公式サイト:
https://pasonacareer.jp
JACリクルートメント|ハイクラス転職実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなくトップレベルといえるでしょう。
キャリアや経験にある程度の自信がある方は、そのキャリアを活かすためにも必ず登録すべき1社です。
※年収600万円以上ない方だと、紹介してもらえない可能性があるので、その場合は『パソナキャリア』など、他の転職エージェントに相談しましょう。
JACリクルートメント公式サイト:
http://jac-recruitment.jp/
キャリアカーバー(by リクルート)
『キャリアカーバー(by リクルート)』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職支援サービスです。
レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を自ら選んで相談をすることもできれば、レジュメを登録して好条件のスカウトも待つこともできます。
また、年収800万円以上の求人は約28,000件(2020年5月時点)と、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスです。
気になる方は、ぜひ一度登録してみることをおすすめします。
公式サイト:
https://careercarver.jp/
また、専門性に満足できなかった場合、下記業界別に特化型のエージェントを併用すると良いでしょう。
4.ビズリーチの関連記事
ビズリーチに関してもっと詳しく知りたい方は、以下記事を参考にしてください。
- ビズリーチを利用すべき人の3つの特徴
- ビズリーチは利用すべき?500人の口コミ評判
- ビズリーチの悪い口コミ評判を徹底検証
- ビズリーチの2ch(5ch)での評判まとめ
- タレント会員ハイクラス会員の違い
- ヘッドハンターランクとは?
- プラチナスカウトとは?
- 審査落ち?断られる理由とは
- 退会方法
5.まとめ
いかがだったでしょうか。
上記で示したように、ヘッドハンターの選び方によって転職先や方向性も変わるので、まずは優秀なヘッドハンターに相談したうえで、転職活動をするようにしましょう。
また、自分に合ったヘッドハンターに出会うことができなければ、以下のような転職エージェントに相談するといいでしょう。