DODA(デューダ)はパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が運営する日本最大規模の転職サービスの1つだ。多数の求人と、様々なキャリアコンサルタントに会えるのが特徴である。DODAは転職を検討していたら、一度は使ってみてほしい転職サービスなので紹介させていただいた。
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- 20~30代に強いDODA
- 登録完了後
- DODAの評判
- DODAは第二新卒には良いサービスか?
- DODAのエージェントについて
- 他サイトとの比較
- DODA転職フェアを活用する
- エンジニアに強いキャリアカウンセラーは多くはない
- DODAの面接対策講座はかなりおススメしたい
- 買収されたインテリジェンス
- 番外編~インテリジェンス出身起業家
- DODAへの登録はこちらから
20~30代に強いDODA
DODAは登録する価値のあるサービスの1つだ。パーソルキャリア(旧インテリジェンス)は人材系業界において最も優秀な人材がいる会社だと思っている。DODAをはじめ、パーソルキャリア(旧インテリジェンス)は様々なサービスを通して世の中に影響を残してきた。そんなDODAというサービスだが、20代、30代に強い。
他の大手サイトに比べ、20~30代の割合が圧倒的に高く、約80%が20代、30代の会員である。どうしても転職というと転職経験の多い、30代後半以降が多くなるが、DODAは異なる。そのためはじめての転職でもサポートしてくれるのが特徴だ。
DODAに関しては良い点を説明するにあたりまずは簡単な登録をしてほしい。機能が多岐にわたるので見ながら説明をしたほうがわかりやすい。
まずは、こちらからDODA のページにとんでほしい。すでに登録している方は飛ばしていただいてかまわない。
早速会員登録のページにうつる。下記に基礎的な情報を記入する。
次に、学歴、職歴を記入する。学歴職歴は最初のフィルターになるので必ず正しく記入しよう。後で、「ウソでした」となるとあなたの信頼を著しく損なうことになるので気を付けよう。職歴は必ずきちんと書こう。途中を省略する人がいるが、怪しい人だと思われてスカウトをおくられないことがあるので気を付けてほしい。
確認をすると登録が完了する。ここで、「求人情報を探す」とあるが、「スカウトサービスに申し込む」をクリックしてほしい。文字通り、職歴や希望条件をもとにあなたにスカウトメッセージが届く。
スカウトメッセージによってあなたの市場価値がどれくらいあるのか、市場的にどれくらいの価値があるのかがわかる。ぜひ「スカウトサービスに申し込む」をクリックしてほしい。
スカウトサービスに登録するためにはさらに情報を入力する必要がある。こちらの個人情報は開示されることがないので安心して入力してほしいと思う。
ここで登録がさらに完了する。ここで「求人情報を探す(トップ)へ」をクリックしてほしい。
トップページはこのようになっている。この状態ではまだスカウトも求人も来ていない。
下部の方に移動すると、「DODAエージェントサービス」というのがある。このサービスをぜひ使ってほしい。DODAエージェントサービスでは、専属のコンサルタントが求人をもってきてくれる。
先日パーソルキャリア(旧インテリジェンス)内部の人間に、本当に限定求人なのかと確認したところ、インテリジェンスの営業マンが自身で開拓して独占でもっている求人があるものがいくつもあった。(ここでは具体的な求人名が書けないが、業界一位の超大手企業の案件をインテリジェンスで独占しているものもあった)
そのため、このエージェントサービスに登録し足を運んでみることをおススメしたい。
登録が終わると、WEB履歴書に移ろう。
簡易な履歴書をすでにもっているのであればそれをアップロードしてほしい。もし持っていない場合は棚卸ということで自分の経験を振り返ってほしい。
登録完了後
登録が完了したらDODA側から連絡がきて、アポの調整をしてくれる。実際に直接会ってみて相談をしてほしい。DODA側のキャリアアドバイザーは玉石混合のため、いいアドバイザーでなければ「変更」をお願いしよう。いいアドバイザーが必ず、DODA側にいるので聞きまくってほしい。
情報の保有量がすごいので質問攻めにして情報を引き出して転職活動に役立てよう。DODA側は営業やカウンセラーと組織がしっかりしており転職までのサポートをベルトコンベアのように行ってくれる。ベルトコンベアという表現は人間味のないという意味ではなくスムーズにカウンセリングから紹介までを実施してくれるということだ。
もしいい案件が来なかった場合は、案件をもっていないか、キャリアアドバイザーのマッチングさせる能力のなさなので、後者であれば担当を「チェンジ」してもらってほしい。
DODAにいる人たちで、15年以上前に入社している人たちはほとんど全員優秀で少し前のDeNAのような存在の人材レベルがたくさんいるためできるだけ年上のキャリアカウンセラーをおすすめしたい。
可能であればカウンセラーはベテランがいいですと事前に伝えておくとできるだけ希望を組んでくれるだろう。
DODAの評判
DODAの評判であるが、実際にDODAを経て転職した方にはかなり好評だった。昨年だけで知人が7名ほどDODAの登録を経て転職した人間がいるが、いずれも評判がよかった。彼らに詳しくヒアリングをしてみたところ、求人の多さではなく、求人のマッチングのところを評価していた。
というのもたくさんありすぎて選べない状態から、ニーズをくみ取ったうえで具体的な求人の提案が来た地点である程度、自分が行きたい会社、やりたい仕事になっていたのだ。言語化できておらず具体的に何をしたらいいかわからない状態からどこの会社を受けて、どう対策したらいいかを教えてくれたところに彼は付加価値を非常に感じたいた。
また、面接対策から書類添削までを一貫して行ってくれた部分もDODAをここまで大きくした要因だ。営業力や集客能力だけでは勝負していないところが素晴らしいといえる。
逆にDODAは良くなかったといってる友人もいた。彼は投資銀行で働いていたのだが、事業会社でのNEXTキャリアとして相談にいったのだが、1500万円以上の案件を相談したところ、なかなかいいのがなかったといっていた。また業界に関しても一般的なことしかなく、CXOクラスの求人には対応できていなかったと言っていた。
実際、パーソルキャリア(旧インテリジェンス)の中の人に聞いてもDODAではそこはカバーしておらず社内で別サービスとして運営しているとのことなので1500万円以上のクラスであれば相談しないほうがよいかもしれない。
また、具体名は出せないがやり手のベテランの女性でカウンセリングを多くこなして転職実績のある方もいて、満足度が高い人にあたるとよい転職ができることは間違いない。
DODAは第二新卒には良いサービスか?
DODAは第二新卒層によいかという質問をよくうける。第二新卒に関しては世の中の平均的なエージェントよりいいという印象だ。ずばぬけていいかというとそういうわけではないが第二新卒層に使っていただきたい理由がある。
DODAは大手企業に営業をかけて中途採用を丸ごと請け負うことがある。つまり独占案件を獲得することもある。大手で第二新卒採用のところも営業が獲得していたのでDODAのみのすばらしい案件があるため見てほしい。
DODAのエージェントについて
DODAはキャリアカウンセラーと呼ばれる転職エージェントにあたる存在があなたの相談にのる。
他社と比べてどうかという質問があるが、人数が多すぎるので一概に評価はできない。私はパーソルキャリア(旧インテリジェンス)社に友人が多かったこともあり、自分が人材業界を経験する前からお世話になっていた。
30歳以上のキャリアカウンセラーはおおむね当たりだと感じた。20代の方は経験がないのでその点を不安に感じる部分はあった。しかし、会社が情報をかなり持っている関係で20代の方のほうが裏話を教えてくれて個人的に非常に楽しかった。
他サイトとの比較
一部触れたが、DODAは若手会員の登録が非常に多い。つまり若手向けの求人をたくさん擁しているため20代、30代に対してもすぐに良い求人を提供できるわけである。逆に40代以上になってくるとあまりいいカウンセリングや案件紹介ができないかもしれないということである。
また、会員獲得数が他のサイトを凌駕する勢いで増えており、1カ月に数万人単位で獲得することもあり、データベースが強固になっている。これまでのデータベースをもとに最適な求人紹介ができるようになっており、求人と求職者のマッチングの精度が間違いなく向上してきている。
加えて、営業職や、事務系職種とビジネス関係の職種がきちんと一定数網羅されている。以前、他サイトで私にまったく関係ないジムトレーナーやネイルサロンのスタッフの求人がスカウトで飛んできたことがあったが、よくよくそのサイトをみたらビジネス職種多数とあったのに飲食の店舗スタッフの求人が多く、謳っていることと実際に届くものが異なるという残念な体験があった。
DODAはその点、求人数が圧倒的にあるので、心配せずにいい求人を探すことができる。
DODA側の営業力が業界3位以降の会社に比べて規模が桁違いなのが大きい。少数精鋭でやっているところはカバー数でどうしても負けてしまうことがある。
DODAとは形態が転職サイトだと異なるがビズリーチはぜひ比較してみてほしい
DODA転職フェアを活用する
DODAはサイト上のみならずリアルイベントを積極的におこなっている。DODA転職フェアというイベントを東京、大阪、名古屋、福岡で行っている。大手日系企業の第二新卒のポジションや有名外資系企業の中途ポジションについて知ることができる。
DODAに登録後にDODA転職フェアをみてほしい。
なかなか転職状況についてはリアルで情報を入れる場が少ないのでこのフェアを見てみるとよい。DODAやインテリジェンス嫌いの人もリアルイベントだけは工数を使って行っているので覗いてほしい。無理に転職させようとする人が全くいないのがメリットだ。
エンジニアに強いキャリアカウンセラーは多くはない
大手なのでエンジニアの案件もやっている。そしてキャリアカウンセラーも多く抱えているが、彼らにだけ相談をすることはお勧めしない。エンジニア出身のキャリアカウンセラーが一部いるが、彼らと面談できる確率はあまり高くない。(もしエンジニア出身キャリアカウンセラーに出会えたらラッキーだ。ただし、たいして技術も知らないのにエンジニア出身と言っている人も世の中にはいるので注意してほしい)
だが、エンジニアもDODAを使うことを推奨している。
なぜならば大企業の案件をDODAが独占で獲得しており、その場合、エンジニア案件ももらっているからだ。残念なことに人事側がエンジニア採用を理解しておらず、普通の業者にしか頼まないことが少なくない。(営業の面接手法と同じやり方をとったりポートフォリオではなくレジュメを逐一チェックしたりといった具合だ)
このような企業はエンジニアにとっていい会社かはおいておいて大手でも実際にこのような現状なのでぜひ登録だけしておくことをすすめる。
ちなみにWEB系ベンチャーはDODAだけ使っているということは少ない。WEB系ベンチャーで数十人規模のところは採用に本気を出しているので。
DODAの面接対策講座はかなりおススメしたい
DODAは面接対策を1:1で行ってくれる。実際に面接対策をしてもらった外資系、日系で勤務経験のある方にお話しを伺ったので手短に掲載する。
まず、案件を提示してくれるキャリアカウンセラーとは別に面接対策してくれる専門家がいる。
面接対策専門家は企業の人事出身であり本番の面接にかなり近い仕様で行ってくれる。(面接対策をしてくれる担当者が全員人事出身というわけではないのだが面接経験をする側、される側での経験を積んでいるのでかなり参考になると思う)
面接の対策方法について資料が渡されるが資料に関してはごく一般的なものである。一方、その資料を使って、実際の模擬面接におけるフィードバックの質が高く気づかない点を指摘してくれた。
最初、志望動機や自己の経験を話すと、もっと完結にわかりやすく、かつ会社が欲しい人材だということがアピールできるようにまとめなおしてくれる。
場数を踏んでいる面接官だけあって、要点にまとめなおすのが得意かつ、企業ごとにカスタマイズした内容にしてもらえる。
マニュアルでは質問しないいい事項や、話す際に気を付けるべき順序、志望動機の作り方といった基本項目が書いてあるため一度も転職活動をしたことがない人には役立つ。
昔転職活動をしたときに学んだことを思い出す感じでマニュアルをつかった。
面接で話すときに、自分のクセや悪い点は面接対策をしてもらえなければ気づけなかったのでよかった。
こちらが実際に面接対策をしてもらった候補者の参考例だ。こちらの候補者の方は新卒でも中途でも有名企業から数々内定を獲得しており慣れていたにもかかわらず予想以上に面接対策がよかったということで私にわざわざ報告していただいた。
せっかくなので評判ということで掲載させていただく。面接対策についてはDODAの中でも評判のいいコンテンツなのでぜひ利用していただければと思う。